一時的なものに目を留めるな
マイニングの仕様変更とロックバトルでだいぶ盛り上がってますが、一時的なもので一喜一憂しないようにするために私たち投資家が心得ておくべきXEXへの見方、XEXへ期待するポイントは一体どこにあるのでしょうか?
直近の2つの発表によってXEXの価格がどんどん上昇し元に戻りつつあります。
ここで、総資産額を気にしているばかりではただ幻想を見ているだけです。
総資産額はあくまでも今の価格で一気に売れた場合に入ってくる資産の目安でしかありませんし、それで喜んでいるようでは、総資産が下がったときに凹むだけです。
それでも、自分が投資したものの価値が下がっているように思えるのは心理的に嬉しくないですね。
では、目先の価格に左右されない強いメンタルを手に入れるためにどうしたらよいのでしょうか。
メンタルを強くする
XEXの将来性に目をとめ、それを強くイメージする。
シンプルなことですが、これができるかできないかが大きな違いを生むのです。
将来に目をとめるためには、しっかりとそのものの”本来の価値”を知っておく必要があります。
逆に価値が分からないままだと将来が不安になるのです。
数ヶ月先しか見ていないと、今の価格が異常に気になります。
なぜなら、90日後とか決まった期間を過ぎたら利確すること前提で、買ったとき以上に価格が上がってないと不安で仕方ないですから。
それはそれで分からなくもないですが、本当にプロジェクトの良さを知ってXEXを持っているのか?
余剰資金でやっているのか?この2つとても大事なポイントだと思います。
プロジェクトの良さを知れば知るほど、そこに投資できる額は当然大きくなります。
「よく分からないけど配当が入るから」ぐらいだと少ししか投資できないかもしれません。
でもこれがくせ者です。よく分からないけど投資するってどういうことでしょうか。
それだとよく分からないけど
「月利10%~20%の配当があるんだって」
「実際にこれで数ヶ月利益出している人が勧めてくれている」
これだけで別の案件にも安易に投資してしまうわけです。
そのようにして、よく分からないけど投資してしまう投資慣れしていない日本人は海外から搾取される対象になってしまいます。
大切なのは、投資する対象について納得してから投資することです。
「よく分からないけど儲かりそう」だけでXEXを持っていると、価格の上げ下げだけで一喜一憂することになり、ロックが解除されたら利確に走りたくなるのです。
そうなると、価格が下がったときに人一倍騒ぎたくなります。
では、XEXの価値がどこにあるのかを一緒に考えていきましょう。
XEXの価値とは?
4円まで下がったとき、そのままXEXが無価値になるんじゃないか!?って心配になりませんでしたか?
でもXEXの価値がどれだけ下がっても取引所が無くなるわけではありませんから、突然アクセスできなくなって終了!ってことにはなりません。
もちろん、クロスが信頼の置ける取引所であることが大前提です。
本当は、取引所やXEXを見る前にクロスプロジェクトの全容を知ることが大切なのですが、ここではXEXに特化した内容だけにとどめておきたいと思います。
先ほど、2年~3年先が見えるかどうかをお伝えしましたが、XEXの2年~3年先は一体どうなるのでしょうか?
「マイニングが終わった後に取引高があるかが心配・・・」
「XEXの価値がちゃんと上がっているか心配・・・」
って!心配だらけだとおもいます。
これではなかなか数年先まで見越してXEXを考えることが難しそうです。
取引高に関しては、皆さん考えるとおり普通のトレードがどれだけ活発になるかはとても大切。
マイニングによる出来高は、あくまでもマイニングから得られた利益だから。
でも、それで終わりだったら取引所としては機能していないことになります。
XEX所有者は、あくまでもクロスエクスチェンジの株主です。
今はその株を集めている状態であって、そこから利益を出すことが取引所の目的ではありません。
もちろん取引所としてはこれから成長していくわけですから、その成長度合いが数年先まで見えるわけではありません。
でも誰の目から見ても明らかに成長した後から投資しますか?
それはとても安心なように思えますね。しかし裏を返せばこういうことです。
バイナンスのBNBとXEXは比べる対象ではありませんが、取引所の独自トークンという意味で見てみたいと思います。
バイナンスのBNBを買わなかった理由

BNBは2017年7月のスタート時、0.1USDでした。
今は22USD、220倍ですね!
100万円が2億2千万円です!
これを見て、皆さんどう思いますか?
220倍になった今から参入しますか?それでもまだ遅くないと思います。トークン設計上これからも上がるでしょうから。
でも何百倍という上がり方は、後になるほど難しいですね。
では、2017年の7月に戻ってBNBをたくさん買いたい!って思いましたか?
私もある意味そうです。
しかしなぜ、その時にBNBを買わなかったのでしょうか。
①仮想通貨自体投資していなかったから?
②仮想通貨は投資していたけどバイナンスの存在自体知らなかったから?
③存在は知ってはいたけど得体が知れなかったから?
理由は様々でしょうが、私の場合は③です。こう思いました。
「出てきたばかりの取引所だけどアルトコインをたくさん扱ってるなぁ。」
「でも中国の取引所ならもう少し様子見よう。」という感じでした。
しかもその当時はPOLONIEXとBITTREXが全盛期の時です。
その時に、まだ無名でよく分からないし詳しく調べようとも思わなかったバイナンスという取引所の独自トークンをその時に買おうと思ったのは、おそらくそのプロジェクトに近かった人たちだけではないでしょうか。
あのときは主要アルトコイン全盛期でしたから、一つの取引所のトークンに価値を見いだすという発想さえありませんでした。
さぁ、あなたはその当時にBNBを買う勇気があったでしょうか。
そのバイナンスが、2年も経ったら最も有名な取引所へと成長していったのです。
BNBと性質が似ているのはXCRですから、XEXと単純に比較はできませんが、この実例を見ても分かるように、数年先を見て投資するということは、将来性を見越せるかどうかが大きな鍵を握っています。
それこそ、クロスエクスチェンジがオープンする時(2018年11月)にマイニングを始められた人は、XCRの将来性を分かっている人たちだけでした。
その人たちしか情報を知らなかったからです。
なので、最初期の投資家は、XCRのビジョンに惹かれたのです。
その上で、取引所としての独自トークンXEXの役割を理解していました。
その理解によって、取引所にXCRが上場するまでの間、XEXから配当を得るためにマイニングを始めたのです。
このような見方ができる投資家は、XEXの総資産額で右往左往しません。
いくらなら何倍になった。とかが基準ではないのです。
初期投資家は、XEXは取引所の配当をもらい続けるためのトークンという位置づけで割り切って考えている方が多いです。
そしてプロジェクトと一緒に走り続けながら、その配当が増えるためにはどうすれば良いかを一緒に考え続けているのです。
取引所オープン前にXCRを1000万円分買った方などは特にそうでしょう。
配当が増えるためには、マイニングが終わるまでは、まずは新規さんが増えることです。
しかし、新規さんを増やすことだけでしか配当が増えなければ全く意味がありませんから、マイニングがある程度掘られたあたりからは、それ以外の純トレードによる配当が大きくなっていく必要があり、そのために新しいシステム作りをどんどん進めているのが今です。
成長するということは、その過程があり、その過程が完璧で無いから不安になる。だけではおそらくどこにも投資できないでしょう。
常に軌道修正しつつ、時代の流れを読みながらその先を作り続けていくことができるかどうかのほうが遙かに大切です。
クロスエクスチェンジのように取引所の収益を80%も還元するような取引所が他に存在するでしょうか?
このような取引所が知名度と取引量を上げていけば、誰だって使いたくなるはずです。
取引所ビジネスは儲かるようですが、その儲けを取引所が独占しているのかユーザーに還元しているのかの違いは大きいです。
手数料無料?マイナス? このような言葉を聞きます。
いえいえ、クロスはそんな一時的なものでは無く手数料無料+配当がずっと入り続ける ですからね。
取引所が存在し続ける限り、ずっと配当が入り続けるわけです。
しかも、XEXの価値は当然配当だけではありません。
XEXの価格は上がる以外にない
XEXの価格自体は、2年~3年先を見据えたらいったいどうなっていくのか?
下のグラフを見てみましょう。

プライベートファンドの影響力を表しているもので、XBANKの中西代表がセミナーでご説明された際に使用されたグラフです。
色ごとにそれぞれの違いを見てみましょう。

2019年9月現在~2022年10月までの約3年間の推移を100%積み上げグラフで表しています。
まず、2019年の9月現在はここです↓

私たちユーザーが所有できる枚数は、紺色のマイニング済み枚数ですね。
マイニング済みの枚数に対して、黄色部分のプライベートファンドが所有している割合は、今はまだまだ少ないですね。
それでもXEX1億枚スタートですがw 超大口の出現。
ではこの2つの枚数の割合はどのように変化していますか?
特に黄色のプライベートファンドの永久ロックXEXの枚数です。
2021年頃まではユーザーが所有している紺色の枚数部分が多いですが、2022年からは黄色のグラフの存在感がどんどん増していく・・・

プライベートファンドが所有する永久ロックの割合が3年後にはとんでもないことになります。
1億枚のXEXがなんでそんなに増えるの??って思いましたか?
そうですよ~増えますよ~
このプライベートファンドの1億枚にも、毎日80%の配当が入ってきます。
その1/4だけの複利運用にもかかわらずこうなります。
なぜなら、複利運用+90日ごとのボーナスもつきますから♫
そりゃ増えますよ~ (゜▽゜)
上のグラフをよ~く見てくださいね。
3ヶ月ごとにガン!と上がってますね!これがボーナスのすごさです。
最初の1年はそれほど増えているようには見えないですよ。
でも2年目~は明らかに急増しています。
3ヶ月ごとに31%増えるということは3年後にはとんでもないことになるということです。
でもこれは、シミュレーションですから、手放す人がいてくれることが前提ですね。
紺色のユーザーが所有できるところの枚数が減っていってますから、みんなが手放さなければプライベートファンドのXEXがここまでの割合で増えることはないでしょう。
ユーザーが手放さないとなると、価格はどうなるでしょうか?
当然上がりますね!
手放したくない人が多いのであれば買いたい人の板がどんどん厚くなります。
その時にいくらまで上がるのか想像もつきません。
逆に手放していくようだとどうなるでしょうか?
上のグラフのように自社株買いが加速していくわけです。
つまり、2年以上も経てばユーザーとプライベートファンドのXEXの奪い合いが激化します。
となると、手放したとしても当然価格は上がるわけです。
そのころにはプライベートファンドがデカくなりすぎてどんどん買い取っていきますから。
紺色の部分をもう一度見てみてくださいね。

お気づきでしょうか。
今現在よりもユーザーが持てる枚数が減っていることを・・・
もちろん誰も売らなければ、プライベートファンドが吸収できないのでこうはなりませんが、来年~再来年にかけてマイニングで増やしたXEXを、2021年以降から売る人が増えれば、プライベートファンドが喜んで吸収していくということです。
総発行枚数100億枚のXEXが、3年後には流通枚数が10億枚も残らないかもしれないですね。
・売らないという選択をしても上がる。
・売るという選択をしても上がる。
どちらにしてもXEXの価格は上がるという選択肢しか残されていません。
こんなトークン設計、他にあるでしょうか??
一時的な価格の上げ下げにメンタルが左右されている場合ではないですよ。
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